初めてのお部屋探しで条件として挙げるのは、場所、賃料、広さ、、などなど色々あると思いますが、一人暮らしでお部屋を探すとなるともう一つ気になるのが「1Rか1Kか」。今回はその1Rと1Kの違いについてお話していきます♪
ズバリ!違いは“仕切り”があるかないか
結論からお話をすると、違いはお部屋の中に仕切りがあるか、ないかになります。
1Rは玄関から居室部分にドアがなく一体となっている部屋
1Kは玄関を入ると廊下にキッチンがありドアなどの向こうに居室があるかたちになります。
「◯帖(畳)」の範囲にご注意!
そこで1つ注意が必要なのが間取りを見る際、「◯帖(畳)」と広さが書いてある部分が1Kはキッチンを含めない部分のみなのに対し、 1Rはキッチンや玄関までのスペースを含めた範囲になっている場合がほとんどです
このように黄色く塗られた部分が同じ6畳だとしたらだいぶ広さが変わってきますよね。 専有面積を確認して、実際にお部屋を見ることが重要になります。
1Rの特徴
ここからはそれぞれの特徴をお話しします
まずは1Rから
1Rのメリット
- 仕切りとなるドアがない分、低コストで建築できる家賃を抑えられる
- 部屋の隅まで見渡せる為、開放的で広く感じる
- 家具を配置しやすい
- 掃除をしやすい
1Rのデメリット
- 料理をするとにおいが部屋に充満しやすい
- トイレやお風呂などの生活音が響きやすい
- エアコンの風は全体に広がるが、その分部屋の中を冷やしたり、暖めたりするのに時間がかかる
- 玄関も同じ空間にあるため外気温によって変動しやすくなる
結論!1Rはこんな方におすすめ
上記を踏まえると、1Rは下記のような方におすすめです。
- 料理をあまりしない方
- 毎月の費用を抑えたい方
- 冷蔵庫もすべて同じ部屋にあるためめんどくさがりの方
めんどくさがりの私には1Rのほうが魅力的に感じます(笑)
1Kの特徴
1Kのメリット
- キッチンとお部屋が分かれているため、においなどを気にせず料理ができる
- 水回りが仕切られているため、冷蔵庫から出る騒音などにも影響されにくい
- 宅配等の急な来客があった場合でも仕切りのある1Kであれば部屋の中が丸見えということがないので、プライバシーの保護にもつながる
- 空間にあったレイアウトが可能
1Kのデメリット
- 仕切りがある分、閉め切ってしまうとほかの部屋まで空調が行き届かない(この理由で少し料理をするのが苦痛になってしまった方もいるみたいです
- 掃除がしにくい
- 1Rよりより1万円ほど賃料が上がる
- 扉がなく開放感のある1Rに比べて少し圧迫感がある
結論!1Kはこんな方におすすめ
上記を踏まえると、1Kは下記のような方におすすめです。
- 料理を頻繁にする方
- 生活音などが気になる方
- 部屋を広く使いたい方
- メリハリをつけて生活をしたい方
初めての一人暮らしでものも少なくそこまでお部屋にこだわりがないのであれば賃料を抑えられて、快適に過ごせそうな1Kもいいですね♪
ですが1DKや1LDKに比べると収納スペースが不足しがちで自分で用意する必要がありそうです。 また背の高い家具を置くと圧迫感があり、狭く感じてしまう可能性もあります。 1Rでも1Kでも間取りによって広さの体感が変わったり、正方形よりも長方形のほうが壁が多く、家具なども配置しやすくなります。 工夫一つで変えられるのでそこを楽しみつつ改善していけるといいですね
生活スタイルによって選び方も変わってきますので、たくさん見て自分にあった素敵なお部屋を決められるとうれしいですね