アイフルホームの坪単価はどのくらい？特徴や商品の魅力もご紹介

アイフルホームは、株式会社LIXIL住宅研究所が運営するハウスメーカーです。比較的ローコストなハウスメーカーとして人気がありますが、坪単価はどのくらいなのか気になっている方も多いのではないでしょうか?

【アイフルホームの坪単価(参考価格)】

• セミオーダーの規格住宅：55万円～
• 自由設計の注文住宅：約77.74万円

この記事では、アイフルホームの建築タイプごとの坪単価目安や商品の特徴について詳しく解説します。

アイフルホームの坪単価は規格住宅で55万円～

引用：アイフルホーム

アイフルホームの坪単価は、セミオーダーの規格住宅で55万円～、自由設計の注文住宅で約77.74万円となっています。

【アイフルホームの価格例】

参照：Lodina-アイフルホーム・主力商品「FAVO」に新商品-アイフルホームニュースリリース

上記の金額は、建物本体のみにかかる「建物本体価格」です。建物本体価格には、基礎工事、躯体工事、内装工事、設備工事の費用などが含まれます。

実際に生活できる状態にするためには、これに加えて電気や水道の引き込み工事、外構工事などの「付帯工事費用」も必要です。さらに家具や家電の購入費、引越し代、税金などの「諸費用」もかかります。予算を設定する際は「建物本体価格＋付帯工事費用＋諸費用」の総費用を把握しましょう。

たとえば、アイフルホームではLodina2階建て・27坪のプランで、建物本体価格＋付帯工事価格=1890万円と試算しています。建物本体価格が1,485万円なので、付帯工事価格は400万円ほどになります。

もちろん家の大きさや立地によって、価格には幅があります。注文住宅の建築を検討する際は、具体的な条件を設定して、付帯工事費用や諸費用も含めた資金計画をたてる必要があります。

坪単価の比較には相見積もりが重要

坪単価は、家を建てる際に1坪あたりにどれくらいの費用がかかるかを示すもので【建物本体価格÷延べ床面積】で算出されます。

坪単価を見ることで、住宅の建築費用が高いのか、安いのかをある程度は判断できます。しかし、前述のように住宅建築に関する費用の総額を算出するためには、建物本体価格以外にも考慮すべき多くの費用があります。

さらに、坪単価に含まれる費用の範囲は、ハウスメーカーによって異なります。たとえば、通常は付帯工事費として別途必要となる、電気工事費などを建物本体価格に含むメーカーもあります。そのため、ハウスメーカーを選ぶときに坪単価だけで比較するのは難しいといえるでしょう。

そこで有効なのが、同一条件での相見積もりです。全く同じ条件で、複数社に見積もりを依頼して、内容を確認しましょう。具体的な費用の内訳を確認することで、総費用を正確に把握し、予算内で建築可能なハウスメーカーを選択できます。

アイフルホームと同価格帯でよく比較されるのは、以下のようなメーカーです。

• タマホーム
• クレバリーホーム
• アイダ設計
• ユニバーサルホーム

アイフルホームが気になっている方は、これらのメーカーにも併せて見積り依頼をしてみることがおすすめです。

タウンライフ家づくりなら、カタログだけでなく、資金計画書や間取りプランも複数のメーカーに一括請求できて便利です。依頼はスマホやPCから数分で完了するので、ぜひご活用ください。

アイフルホームの特徴とメリット

アイフルホームは、オリコン顧客満足度ランキングの「注文戸建住宅価格2,000万円未満のローコストハウスメーカー部門」で1位を獲得した実績があります。なぜ、低価格で満足度の高い住宅を建築できるのでしょうか。ここではアイフルホームの特徴やメリットを解説します。

フランチャイズシステムの導入

アイフルホームは、本部である株式会社LIXIL住宅研究所が、全国の工務店を加盟店としたフランチャイズシステムを導入しています。フランチャイズシステムとは、コンビニや飲食店などで多く取り入れられている形態で、本部から商品やサービスの提供を受けた加盟店が事業を運営するシステムです。

アイフルホームは、本部によって建築部材を大量に一括で仕入れることが可能であり、加盟店は低コストで部材を提供してもらえます。その結果、住宅のコストダウンを可能にしています。

このようなフランチャイズシステムのメリットを活かして、アイフルホームは最適な価格で性能の良い住まいを提供することを目指しています。また、地元の工務店が施工するため、建築後も近くでサポートを受けられるという安心感がある点も、メリットの一つです。

LIXIL製品の標準装備

アイフルホームはLIXIL住宅研究所が運営しているため、低価格ながらもLIXILの設備が標準装備となっています。キッチン・システムバス・洗面台・トイレなどの住宅設備はもちろん、窓・玄関・内部のドアにもLIXIL製品が標準採用されています。

ただし、LIXILの製品しか使えないというわけではありません。LIXIL以外の製品を採用したい方でも、希望に応じて対応してもらえます。一般的には、標準仕様品以外を選択すると追加で費用が発生します。

子ども目線の住まいづくり

アイフルホームは、安心して子育てができる家づくりを目指して「キッズデザイン」を採用しています。家の中での事故を減らして、子どものけがを防ぐデザインが全商品共通で取り入れられていることが特徴です。

• 滑り止めクッション付きの階段
• 指はさみ防止機能を備えた折れ戸や引き戸
• 踏み台付き洗面化粧
• チャイルドロック付きの窓

このほかにも子どもが安全に過ごせるよう、壁や床の素材にもこだわっています。特に子育て世帯に嬉しいデザインとなっていることも、アイフルホームの魅力です。

アイフルホームの商品ラインナップ

現在、アイフルホームでは3つの商品シリーズが展開されています。ここでは、それぞれの商品の特徴やどんな人におすすめかをご紹介します。

定額制の規格住宅「Lodina(ロディナ)」

引用：アイフルホーム

参照：Lodina-アイフルホーム

Lodinaは、ブロックを組み合わせたシンプルな設計と、フランチャイズならではの仕入れ力を活かして、低価格での提供を目指したセミオーダー住宅です。同じ坪数であれば、どのプランを選んでも価格が変わらない定額制であることが特徴。

坪単価は55万円～建築可能です。多数のプランバリエーションの中からプランを選択できるほか、一定のルールの範囲内であれば自由に間取りを変更できます。

構造・価格・仕様のすべてがシンプルで分かりやすく設定されているため、少ない打ち合わせで効率よく家づくりを進めたい方や、こだわりたい部分だけはしっかり検討してコストパフォーマンスの高い家をつくりたい方におすすめです。

こだわりをカタチにする「FAVO(フェイボ)」

引用：アイフルホーム

参照：FAVO-アイフルホーム

FAVOは、住む人のライフスタイルに合わせたこだわりの暮らしを実現するためのシリーズです。FAVO for OUTDOOR、PET、KIDSなど、全部で12の暮らし方に合わせた住宅を提案しています。

たとえば「FAVO for PET」では、ペットの足すべりに配慮した床材の採用や、散歩から帰宅後のスムーズな動線設計などを提案しています。参考価格は「FAVO for PET」の平屋30.87坪で2,400万円となっており、坪単価は約77.74万円です。

FAVOは細かなこだわりにも対応可能な注文住宅で、理想のライフスタイルがはっきりしている方や、一つ一つじっくり決めていきたい方におすすめです。

健康に配慮した「すごい家」